「龍が如く」シリーズは、セガが開発したアクションRPGゲームで、熱いストーリーと迫力ある戦闘シーン、個性豊かなキャラクターたちが魅力です。
そんな大人気シリーズが、Amazon Prime Videoで実写ドラマ化されることが発表され、ファンの間で大きな話題となりました。
しかし、原作ファンにとって、実写化は常に期待と不安が入り混じるもので、特にキャストの再現度やビジュアルの違いには厳しい目が向けられがちです。
このブログでは、『龍が如く』Amazon実写ドラマ版と原作ゲームのキャストを比較し、その再現度について紹介していきます。
果たして、実写化に伴い再現度がひどいという噂もある中、原作ゲームとの間で生まれたギャップは許容できる範囲なのか、それともファンの期待を裏切ってしまうのか、キャスト一覧の画像比較とともにその再現度について見ていきましょう。
『龍が如く』Amazon実写ドラマと原作ゲームのキャスト一覧の比較
それでは早速、『龍が如く』の実写ドラマと原作ゲームのキャストを画像で比較しながら紹介していきます。
どのキャラの再現度が高いのか、またはひどいのか、比較しながら確認してみてください。
桐生一馬
まずは、本作の主人公・桐生一馬の実写ドラマキャストと原作ゲームの比較です。
桐生一馬の実写版を演じるのは、竹内涼真さん。
竹内涼真演じる桐生一馬は、関東を拠点とする最大のヤクザ組織「東城会」に属する「堂島組」で、舎弟頭補佐として活動し、その腕前から「堂島の龍」という異名を持つ伝説的の極道です。
その名は組織内外で広く知られ、ヤクザとして一目置かれる存在となっています。
親友をかばって刑務所に入り、出所後に東城会の内部抗争に巻き込まれるなど、いくつもの困難を乗り越え、一時は東城会四代目会長にまで登り詰めました。
ですが、澤村遥などかけがえのない者たちとの生活を優先し引退、カタギとして生きる道を選びました。
普段は冷静沈着でクールな性格をしており、多少のことでは感情を荒げたりすることはないが、その内面には極道でありながら強い正義感と情の厚さを兼ね備えた義理人情や仁義を大切にしている古き良き極道です。
面倒身もよく、時には組織の若衆どころか街で出会った一般人を相手に相談を持ちかけられたり、困ってる人や女性や子供に優しい一面もあります。
錦山彰
続いて、錦山彰の実写ドラマキャストと原作ゲームの比較です。
錦山彰の実写版を演じるのは、賀来賢人さん。
賀来賢人演じる錦山彰は、東城会直系「錦山組」の組長であり、主人公・桐生一馬とは幼馴染みで、渡世の兄弟分。
桐生と同じ児童養護施設「ヒマワリ」の出身で、東城会の大幹部・風慎太郎に育てられました。
そのため桐生との付き合いは長く、彼との間には深い信頼関係が築かれおり、極道の世界にも彼と一緒に足を踏み入れました。
処世術に長け、交友関係の広いタイプだが、常に自分の一歩先を行く桐生に対して多少のコンプレックスを感じています。
澤村由美
続いて、澤村由美の実写ドラマキャストと原作ゲームの比較です。
澤村由美の実写版を演じるのは、河合優実さん。
河合優実演じる澤村由美は、主人公の桐生や錦山ととに児童養護施設「ヒマワリ」で育った親友で2人の妹的存在です。
2人が東城会に入った後は、短大卒業後に独立し、神室町で立身するために天下一通りのはバー「セレナ」でホステスとして働いていましたが、東城会の大幹部・堂島宗兵によって拉致されてしまいます。
駆けつけた錦山が堂島を殺害したことで助かるものの、その時のショックから記憶を失い入院し、直後に病院から姿を消してそのまま消息不明となります。
真島吾朗
続いて、真島吾朗の実写ドラマキャストと原作ゲームの比較です。
真島吾朗の実写版を演じるのは、青木崇高さん。
青木崇高演じる真島吾朗は、関東最大の暴力団組織「東城会」の直系団体「真島組」の組長であり、桐生の永遠のライバル。
東城会一の武装派極道として恐れられ、「嶋野の狂犬」の異を持ち、その異名が示す通りかつては嶋野率いる「嶋野組」の若頭でした。
蛇柄のジャケットにテクノカット、左目の眼帯がトレードマークで、独特のなまりの関西弁を喋り、背中には般若、両肩には 白蛇の刺青が施されています。
風間新太郎
続いて、風間新太郎の実写ドラマキャストと原作ゲームの比較です。
風間新太郎の実写版を演じるのは、唐沢寿明さん。
唐沢寿明演じる風間新太郎は、東城会直系「堂島組」若頭及び堂島組内「風間組」組長で、かつては天才的な銃の腕を持つ凄腕の元ヒットマンでもありました。
二丁拳銃と軽い身のこなしでターゲットを次々と亡き者とし、東城会の殺し屋と呼ばれていた一方で、義理人情に溢れており、好意で「柄本医院」に経費及び生活費を援助したり、スターダストからみかじめを取ろうとしなかったりします。
その他、孤児の養護施設である「ヒマワリ」を私財で創設するなど、持ち前の手腕をヒットマンとしてでなく、後世の支援者という形でも活用しています。
養護施設「ヒマワリ」にて、幼少時代から桐生や錦山を世話し続けていたが、特に桐生に対する愛情と信頼は絶大なもので、敵に桐生が囚われた際には犠牲をいとわずに桐生の窮地を救ったこともあります。
堂島宗兵
続いて、堂島宗兵の実写ドラマキャストと原作ゲームの比較です。
堂島宗兵の実写版を演じるのは、加藤雅也さん。
加藤雅也演じる堂島宗兵は、東城会の直系組織「堂島組」の組長であり、主人公・桐生一馬や錦山彰にとっては渡世の親にあたる存在です。
また、堂島組の若頭である風間新太郎や嶋野組の組長・嶋野太にとっても兄貴分にあたります。
さらに、近江連合幹部の郷田龍司の実父の仇としても知られており、欲しいものを手に入れるためには手段を選ばず、女癖が悪い強欲な性格となっています。
伊達真
続いて、伊達真の実写ドラマキャストと原作ゲームの比較です。
伊達真の実写版を演じるのは、渋谷すばるさん。
渋谷すばる演じる伊達真は、警視庁の刑事で、警察官であることに強い誇りを抱き、その信念が汚される場合には、たとえ上層部であっても立ち向かう強い意志を持っています。
後輩たちからは「伝説の名刑事」として尊敬されるほどです。
劇中では機械やインターネットに疎いため、悪徳商品を買わされたり、詐欺に騙されることもしばしば。
澤村遥
続いて、澤村遥の実写ドラマキャストと原作ゲームの比較です。
澤村遥の実写版を演じるのは、高松咲空さん。
高松咲空演じる澤村遥は、『龍が如く』シリーズの主人公・桐生一馬が愛していた澤村由美と、その事実上の夫である神宮恭平の間に生まれた娘であり、『龍が如く』シリーズのメインヒロインです。
桐生一馬、錦山彰、澤村由美の3人と共に養護施設「ヒマワリ」で育ち、その後、桐生一馬の養女として育てられました。
シリーズ初登場となる『1』では、抗争に巻き込まれて銃で腕を負傷した際も、心配する桐生に対して「かすり傷だから大丈夫」と返す冷静さを見せます。
さらに、プロボクサーが好きであったり、わずか9歳でソープランドの実態を理解しているなど、幼いながらも大人顔負けの知識と度胸が伺えます。
ギャンブルの素質も垣間見え、後にトラブルを引き起こす原因にも。
桐生とは強い信頼関係を築いており、互いに視線を交わすだけで意思疎通ができるほどの絆を持っています。
Amazon実写ドラマ版『龍が如く』と原作ゲーム版をキャスト別に比較してみましたが、どうでしたでしょうか。
ちなみに、桐生、錦山、澤村由美と一緒にいた「錦山ミホ」は実写ドラマのオリジナルキャラだそうです。
画像のみの比較ですので、映像で実際に演技やストーリーを観ることで今回感じた印象とはまた別の感想が生まれるかも知れません。
一人一人が実力のある役者さんですので、ドラマを是非観て、またこの比較画像を見返すのも面白そうではないでしょうか。
『龍が如く』実写ドラマと原作ゲームのキャスト一覧を比較
『龍が如く』の実写ドラマと原作ゲームのキャスト一覧を以下で比較してみました。
こうして比較してみると、実写ドラマはキャスト全体的に原作ゲームキャラに寄せすぎず、原作ゲーム『龍が如く』を現実世界に落とし込みながら、実写ドラマでのオリジナリティも追求しているのでは、と感じます。
漫画にしろ、ゲームにしろ、原作作品を実写化する際、よくある「コスプレ感」はあまり感じないため、その点は良くキャラづくりができているんじゃないかと思います。
実写ドラマ『龍が如く』は原作ゲームの再現度がひどい?
実写ドラマ版『龍が如く』のキャラクター紹介が公式SNSで公開された際、竹内涼真演じる桐生一馬による「俺は堂島の龍になりたいんです」というセリフに対し、ファンからは「ゲームでの桐生一馬はそんなこと絶対言わない」など、原作ゲームの再現度がひどいと炎上しました。
ファンからのコメントをいくつか紹介します。
「はぁ!?桐生一馬がそんなクソダサいこと言う訳ねえだろうが」
「いやー、、、ない。これはない」
「解釈違いっていうレベルじゃない」
「原作を何だと思ってるんだろう。ひどい」
「いやさすがにひどい。これでいいの?龍が如く」
「これは完全に別作品として見ないといけない」
SNSではこういったコメントが多く上がっており、やはり実写ドラマ版『龍が如く』の再現度は原作ファンからするとかなりひどいクオリティになっているみたいですね。
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『龍が如く』実写ドラマと原作ゲームのキャスト一覧比較のまとめ
本記事では、Amazon実写ドラマ『龍が如く』と原作ゲームのキャストを比較し、その再現度について紹介してきました。
実写版のキャストには、竹内涼真さん、賀来賢人さん、青木崇高さんなど実力派俳優が揃い、キャラクターたちの個性を再現しながらも、ドラマならではのアプローチが試みられていることが伺えました。
しかし、原作ファンからは一部キャラクターや演出に対して「再現度がひどい」「解釈が異なる」といった厳しい意見が寄せられており、ゲームの持つ独特な雰囲気やキャラクターの魅力をどこまで引き出せるかが大きな課題だと感じます。
実写化には原作とは異なる表現が求められることもありますが、ファンの期待を裏切らない仕上がりとなるか注目が集まります。
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