2025年8月22日から開催された『世界バレー2025』。
世界中の強豪国が集まるこの大会で、日本代表の活躍に期待している方も多いのではないでしょうか。
今回の世界バレーで日本が予選ラウンド初戦で対戦するのが、アフリカの強豪・カメルーンです。
アフリカの大会では優勝経験もある実力国ですが、正直なところ、どんな選手がいて、どんなバレーをするのか、あまり馴染みがないかもしれませんね。
しかし、事前に相手の情報を知っておけば、試合観戦が何倍も面白くなること間違いなしです。
この記事では、女子バレーカメルーン代表のメンバーやチームの平均身長、世界ランキング、注目選手・エースなどを詳しくご紹介していきます。
【世界バレー2025女子】カメルーン代表メンバー一覧
世界バレー2025に出場する女子バレーカメルーン代表のメンバーは以下になります。
No. | 選手名 | 年齢 | 身長 cm | ポジション |
---|---|---|---|---|
1 | バラン | 19 | 194 | MB |
2 | アマナ | 27 | 184 | S |
3 | ムビラ | 22 | 175 | S |
4 | チョンベ | 21 | 191 | OH |
5 | オロモ | 24 | 185 | MB |
6 | フォッソ | 21 | 183 | OH |
8 | ブランディ・ガシュ | 22 | 182 | OH |
9 | ザンボ | 21 | 185 | MB |
11 | ブラムダイ | 24 | 186 | O |
14 | アンドレア | 25 | 182 | OH |
16 | アディアナ | 28 | 182 | O |
17 | ンガメニ | 22 | 168 | L |
19 | ビレベル | 26 | 168 | L |
20 | ナビョン | 20 | 184 | MB |
※ポジション略語説明
- S:セッター
- OH:アウトサイドヒッター
- O:オポジット
- MB:ミドルブロッカー
- L:リベロ
アフリカ勢ならではの身体能力の高さとパワーが魅力のチームですが、メンバーを見てみると、ヨーロッパのクラブチームでプレーする選手も含まれており、個々の能力は非常に高いと言えるでしょう。
【世界バレー2025女子】カメルーン代表の平均身長

日本の女子代表の平均身長が174cmなので、それに比べるとかなり身長が高いチームであることがわかります。
バレーボールにおいて身長は、ブロックやスパイクの打点で大きなアドバンテージになりますよね。
特にミドルブロッカーの選手などは185cmを超える選手も多く、その高さは日本にとって脅威となるでしょう。
日本の持ち味であるスピードと組織力で、この高さにどう立ち向かっていくのかが見どころの一つになりそうです。
【世界バレー2025女子】カメルーン代表の世界ランキング
さて、気になるカメルーン代表の世界ランキングですが、2025年8月現在のFIVB(国際バレーボール連盟)ランキングでは44位に位置しています。
アフリカ勢で最も世界ランキングが高いのは23位のケニアで、カメルーンはそれに次ぐアフリカ勢2番手。
アフリカ内では紛れもなくトップクラスの実力を持っていることがわかります。
しかし、『世界バレー2025』でカメルーンが入るプールHは、まさに「死の組」と言ってもいいかもしれません。
初戦で対戦する日本は世界ランキング5位。
さらに、同組には強豪国がひしめき合っています。
各対戦相手の世界ランキングは以下になります。
- 日本:5位
- セルビア:9位
- ウクライナ:16位
これを見ると、カメルーンにとっては厳しい戦いが予想されますね。
ランキング上は格上のチームばかりですが、だからこそ、失うものは何もないチャレンジャーとして、思い切ったプレーを見せてくれるかもしれません。
ジャイアントキリングを起こす可能性も秘めている、そんなカメルーンの戦いぶりに注目です。
カメルーン代表の注目選手・エースは?
『世界バレー2025女子』のカメルーン代表で、注目選手と言えば、エースでオポジットのアディアナ・エステル選手(背番号16)です。
「オポジット」というポジションは、セッターの対角に位置し、攻撃をメインに担う、チームの得点源でもありチームを牽引する存在でもあります。
彼女のすごいところは、カメルーン国内だけでなく、強豪ひしめくフランスのプロリーグでプレーしている点。
日常的に世界のトップレベルの選手たちと競い合っているため、国際大会の雰囲気や海外選手との対戦にも全く物怖じしない精神的な強さも持っています。
さらに、2023年のアフリカ選手権では、大会のベスト6にあたる「ドリームチーム」のベストオポジットに選出されました。
カメルーン代表の世界ランキングは決して高くありませんが、彼女一人の存在が試合の流れをガラリと変えてしまう可能性も。
日本のブロックが、アディアナ選手の強烈な一撃を止められるかどうかが、勝敗を分ける鍵の一つになるかもしれませんね。
女子バレーカメルーン代表は強い?
「世界ランキングは44位だけど、実際カメルーンって強いの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
結論から言うと、
その強さを証明するのが、アフリカ選手権での成績です。
なんと、2017年〜2021年にかけて3大会連続で優勝を果たしているのです。
これは、当時のアフリカでは敵なしと言っても過言ではないほどの圧倒的な強さを示しています。
2023年大会では3位でしたが、常にアフリカの上位を争う存在であることは間違いありません。
オリンピックには2016年のリオデジャネイロ五輪で初出場(11位)、ワールドカップも2019年に初出場(12位)と、世界の舞台も経験しています。
世界バレー(世界選手権)には過去2回出場しており、最高成績は21位。
これらの成績を見ると、世界のトップ10に入ってくるような強豪国と渡り合うには、まだ経験や組織力で及ばない部分があるのかもしれません。
しかし、アフリカ代表としてのプライドと、世界を驚かせたいというハングリー精神は計り知れないものがあるでしょう。
アフリカで培った実力が、世界の舞台でどこまで通用するのか、非常に楽しみなチームです。
女子バレーカメルーン代表vs日本代表の戦績
気になる日本代表とカメルーン代表の過去の対戦成績ですが、近年の大きな国際大会では2度対戦しています。
- 2019年 ワールドカップ:0−3で日本が勝利
- 2018年 世界バレー:0−3で日本が勝利
いずれの試合も、セットを一つも落とすことなく日本がストレートで勝利しています。
当時の世界ランキングを見ても日本が格上であり、順当な結果と言えるでしょう。
しかし、だからといって今回も楽に勝てる相手とは言えません。
スポーツの世界では絶対はありませんからね。
カメルーンもあの頃の敗戦から学び、チーム力を着実に向上させているはずです。
特に、注目選手のアディアナ選手のような個の力で突破してくるプレーには警戒が必要です。
過去のデータは参考程度に、今のカメルーンがどんなバレーボールを展開してくるのか、油断せずに戦ってほしいですね。
まとめ:【世界バレー2025女子】カメルーン代表メンバー!エースや平均身長に世界ランキングは?
今回は、世界バレー2025で日本が対戦するカメルーン女子代表について、様々な角度からご紹介しました。
最後に、この記事のポイントをまとめておきます。
- 平均身長:182cmで日本代表より高く、ブロックやスパイクの高さが武器。
- 世界ランキング:44位。アフリカ勢ではケニアに次ぐ2番手だが、同組のライバルは格上揃い。
- 注目選手:エースはオポジットのアディアナ・エステル選手。2023年アフリカ選手権のベストオポジットに選出された実力者。
- カメルーン代表の強さ:アフリカ選手権3連覇の実績を持つ「アフリカの女王」。世界の舞台での経験はまだ浅いが、ポテンシャルは高い。
- 日本との戦績:過去の対戦では日本が連勝。
この記事を読んで、カメルーン代表に少しでも興味を持っていただけたなら嬉しいです。
日本代表を全力で応援しつつ、カメルーン代表の選手たちの熱いプレーにも注目していきましょう!
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