ついに劇場公開された、劇場版『チェンソーマン レゼ篇』。
原作でも屈指の人気を誇るエピソードの映像化に、胸を躍らせているファンの方も多いのではないでしょうか。
純粋でおバカなデンジの恋と、ミステリアスな少女レゼが織りなす、甘くて切ない物語は多くの読者の心を掴んでいます。
そんな二人の思い出の場所を、聖地巡礼で実際に訪れてみたいと思う方も多いはずです。
この記事では、映画『チェンソーマン レゼ篇』の聖地となりうる二人が出会った公衆電話やカフェ(喫茶店)、印象的な夜のプールの学校や花火とキスシーンの場所はどこなのか、聖地巡礼に役立つ情報を徹底的に調査し、ご紹介していきます。
映画『チェンソーマン レゼ篇』聖地巡礼の場所はどこ?
それでは、映画『チェンソーマン レゼ篇』で登場した聖地巡礼の場所はどこなのか、以下にあげた聖地を中心に調査し、ご紹介していきます。
- 聖地巡礼①:デンジとレゼの出会いの公衆電話
- 聖地巡礼②:カフェに向かう道
- 聖地巡礼③:カフェに向かう階段
- 聖地巡礼④:レゼが働くカフェ(喫茶店)
- 聖地巡礼⑤:夜のプールの学校
- 聖地巡礼⑥:花火を見た場所
デンジとレゼが出会った公衆電話や、二人の距離が近づくカフェ(喫茶店)、印象に残る夜のプールの学校の場所など、聖地となりそうなこれらのモデルとなった場所はあるのでしょうか?
早速見ていきましょう。

聖地巡礼①:デンジとレゼの出会いの公衆電話

映画『チェンソーマン レゼ篇』の聖地として最初にあげるのが、デンジとレゼが出会った公衆電話です。
レゼ編において大きなテーマの一つが「恋愛・青春」になりますが、その始まりの場所がこの公衆電話ですね。
結論から話すと、
完全一致ではないものの、公衆電話の道路の柵が酷似している場所なら、東京都千代田区にいくつか確認できます。

そして、この東京都千代田区近辺が、後にご紹介する他の聖地巡礼場所の所在地であることが判明しましたので、後ほどご紹介していきます。
また、『チェンソーマン』作者の藤本タツキ先生の、アニメ化もされた長編読み切り作品『ルックバック』のワンシーンには、映画『チェンソーマン レゼ篇』の公衆電話と酷似したものが登場しています。

レゼ篇の公衆電話には道路側に柵があり、上記の画像には柵がないため完全に同じ場所とは言えませんが、同じ作者でここまで酷似していることから、明らかに意識した演出ではないかと思われます。
藤本タツキ先生のファンであれば、思わずニヤリとしてしまう遊び心が伺える演出ですね。
この聖地の場所がどこなのか、明確に特定されていないからこそ、かえって私たちの想像力を掻き立てられるような気がします。
聖地巡礼②:カフェに向かう道
次の聖地は、レゼがバイト先のカフェへ向かう途中の道です。

このカフェに向かう道は、物語序盤のデンジとレゼが出会った公衆電話のシーンの直後と、終盤のレゼがマキマによって討伐される直前のシーンの2回登場します。
物語の始まりと終わりの対比として描かれているため、この聖地は聖地巡礼の際には絶対に外せないポイントと言えるでしょう。
実際にここを歩くことで、レゼが見ていた風景や、悲しい運命に引き裂かれるラストシーンが目に浮かぶはずです。
聖地巡礼③:カフェに向かう階段
続いては、聖地の一つとなる、レゼがカフェへ向かう際に登場する階段です。

この「女坂」は、前述したレゼがカフェに向かう道のモデルとなった「葵ビル」を、曲がった先にあります。
この聖地となる「女坂」も本作の序盤と終盤の2回出てくるため、印象に残っている方も多いのではないでしょうか。
思ったより段数があるため、上り下りは結構疲れるかもしれません。
本作で登場する「女坂」の画角は、上の方からの画角になるため、「葵ビル」から歩き、「女坂」を登った後に写真に収めるというプランが良さそうですね。
この階段を登りながら、レゼはどんな気持ちでカフェに向かっていたのでしょうか。
デンジを狙っていた「レゼ」としての序盤と、全てを捨ててデンジの元へ戻ろうとしていた「何者でもない少女(JANE DOE)」としての終盤では、同じ景色も全く違って見えたのかもしれません。
聖地巡礼でこの場所を訪れた際には、そんな二つの視点を持ちながら、一歩一歩踏みしめてみるのも感慨深いものがありそうです。
聖地巡礼④:レゼが働くカフェ(喫茶店)

続いては、レゼが働くバイト先のカフェ(喫茶店)です。
このカフェと言えば、デンジとレゼが出会ったあとに、二人の距離が近づくにつれ、デンジがレゼに恋をする重要な場所ですよね。
デンジとレゼが何気ない会話を交わしたりするシーンなど、殺伐としたチェンソーマンの世界において珍しい、「恋愛・青春」が描かれる重要な場所となっています。
二人にとって、つかの間の平穏な日常を象徴する場所、それがこのカフェでした。
聖地巡礼⑤:夜のプールの学校

映画『チェンソーマン レゼ篇』において、最も印象深いシーンの一つとなった、夜のプールのシーン。
このプールがある学校も聖地となりそうですが、
作画や音楽、表情やセリフから、二人の心情が見えてくるような名シーンと言える夜のプールシーンでしたよね。
デンジとレゼは年齢的に高校生ですが、二人が夜に忍び込んだ学校は、高校ではなく中学校だったのではという考察があります。
廊下に牛乳パックのゴミが入ったゴミ箱があったり、デンジが座っていた机や椅子が小さかったという意見もあり、レゼも学校に通ったことがないことから高校と中学校の区別がついていなかったのではないかという考察です。
前述した、カフェに向かう階段のモデル「女坂」の近くには学校はあるのですが、プールがある学校は存在しません。
もしかすると、この夜のプールの学校にはモデルとなった場所がない可能性もありますね。
聖地巡礼⑥:花火とキスシーンの場所

続いては、こちらも映画『チェンソーマン レゼ篇』で印象深い名シーンの一つ、花火とキスシーンの場所です。
舌を噛み切る衝撃的なキスシーンでありながらも、バックで咲く花火の美しさと相まって、ロマンチックで切ない雰囲気が漂う名シーンです。
この場所は、花火が見れて、下には街並みが広がる丘のような場所です。
本編において恋愛・青春の要素がピークに達する重要なシーンとなりますが、こちらも場所が特定されれば聖地になること間違いなしですね。
花火とキスシーンの聖地候補①:高森眺望台
印象的な花火とキスシーンの聖地は特定されていませんが、候補となり得るスポットをご紹介します。

この高森眺望台は、『チェンソーマン』の作者、藤本タツキ先生の出身地である秋田県にかほ市にあります。
高森眺望台近辺では、潮風公園という場所で花火大会も開かれています。
『チェンソーマン』の花火とキスシーンの場所は、見晴らしが良く下の方にはすぐ道路もあります。
この高森眺望台も、見晴らしの良さと下に道路があることも一致しており、なおかつ藤本タツキ先生の地元ということもあり、この場所をモデルにした可能性は考えられるのではないでしょうか。
花火とキスシーンの聖地候補②:姫神公園

この姫神公園は、秋田県大仙市にあります。
秋田県の花火と言えば、日本三大花火として数えられる「大曲花火大会」が有名ですが、その会場のすぐ近くに姫神公園は位置しており、ここから大曲の花火を眺めることができるのです。

『チェンソーマン』では花火とキスシーンの場所から街並みが広がっていましたが、姫神公園からも街並みを眺められます。
『チェンソーマン』の花火とキスシーンの場所と姫神公園の共通点は以下の通りです。
- 街並みを見下ろせる場所
- 下にすぐ道路がある
- 花火が一望できる場所
藤本タツキ先生が訪れた可能性も十分考えられるため、聖地候補としても申し分無いかと思われます。

映画『チェンソーマン レゼ篇』聖地巡礼場所のまとめ
それでは、これまでご紹介してきた映画『チェンソーマン レゼ篇』の聖地巡礼の場所について、最後にまとめてみましょう。
- デンジとレゼの出会いの公衆電話:特定されていませんが、『ルックバック』に登場する公衆電話と酷似しています。
- カフェに向かう道:東京都千代田区神田猿楽町2丁目の「葵ビル」の角。
- カフェに向かう階段:東京都千代田区神田猿楽町2丁目の「女坂」。
- レゼが働くカフェ(喫茶店):特定されていません。
- 夜のプールの学校:特定されていません。
- 花火とキスシーンの場所:特定されていません。夜景の綺麗な丘などがイメージに近いかもしれません。
- 花火とキスシーンの聖地候補①:高森眺望台
- 花火とキスシーンの聖地候補②:姫神公園
映画『チェンソーマン レゼ篇』の聖地は、特定されている場所もあれば、いまだ謎に包まれている場所も多く存在します。
まだ特定に至っていない聖地が分かり次第、随時追記していきますので、この記事を参考に聖地巡礼を是非してみてください。
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