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大神ミオの病気(病名)は『急性膵炎』で命の危機⁉︎復帰配信で語る入院と闘病生活

2024年4月末に体調不良により緊急入院していたホロライブVtuberの大神ミオ(愛称ミオしゃ)さんが、6月30日、2ヶ月ぶりにYouTubeライブ配信にて復帰を果たしました。

配信やイベント等を全てキャンセルせざるを得ない状況により、ミオしゃの姿が見れず不安なまま2ヶ月間が経っていましたが、この復帰配信を多くのファンが待ち望んでいました。

今回のこの復帰配信では、活動休止となった頃には発表がなかった病気(病名)がついに明かされました。

その病気とは『急性膵炎』。

この記事では、大神ミオさんが緊急入院となった急性膵炎についてや、活動休止から復帰までの入院と闘病生活の内容をまとめていますので、気になる方は是非ご覧ください。

この記事でわかること⬇︎

  • 大神ミオが緊急入院となった病気『急性膵炎について
  • 大神ミオの入院と闘病生活について
目次

病気で活動休止の大神ミオが復帰へ!病名は『急性膵炎』

2024年4月末から病気により活動休止していた大神ミオ(以後ミオしゃ)さんが、6月30日にYouTubeライブ配信にて復帰を果たしました。

2ヶ月間の休養を経て、やっとファンに姿を見せることができたミオしゃは、帰って来れたことへの嬉しさと、不安にさせてしまったファンや関係者への申し訳なさにより、配信早々に涙を流してしまっていました。

今回のミオしゃの復帰配信で語られたのは、緊急入院へと至った病気とその詳細、そして復帰までの入院と闘病生活についてです。

まず、この2ヶ月間、大神ミオを苦しめた病気は『急性膵炎』とのことでした。

普段の生活では聞き馴染みが無いこの『急性膵炎』とは、一体どんな病気なのでしょうか?

急性膵炎はどんな病気?

急性膵炎とは

急性膵炎(きゅうせいすいえん)とは、膵臓の消化酵素が膵臓自体を消化してしまうことで引き起こされる急性の炎症状態です。

突然お腹や背中に痛みが出たり、吐き気や発熱が起きたら急性膵炎かもしれません。

健康な人の場合、膵液中の消化酵素=トリプシンは、膵臓内では消化能力を持たず、十二指腸に達し胃液や腸液と混じりあい活性化することで消化能力を発揮します。

膵液が膵臓自体を消化しないようこのような仕組みとなっているのです。

しかし、大量の飲酒やその他の要因などで膵臓の機能が低下したり、膵管が詰まったりすると、膵液が膵臓内にたまり、漏れ出して膵臓組織を消化し始めるのです。

症状

  • 急激な上腹部の痛み:背中や胸に広がることも。
  • 吐き気と嘔吐
  • 発熱
  • 食欲低下
  • 腹部膨満感
  • 全身倦怠感
  • 黄疸(胆石が原因の場合)や下痢

急性膵炎の90%以上の患者が腹痛を訴えるそうで、最も多い特徴としては、胃やおへその上あたりに立っていられないほどの急激な痛みが出るみたいです。

原因

  • アルコールの過剰摂取:特に慢性的な飲酒がリスクを高める。
  • 胆石:胆石が胆管を塞ぎ、膵液の流れを妨げることが原因となる。
  • ストレスや生活習慣の乱れ
  • その他、特定の薬剤や高脂血症、遺伝的要因なども原因になる。

2016年の全国疫学調査によると、急性膵炎の原因で最も多いのは、男性ではアルコール性が42.8%、次いで胆石性が19.8%でした。

一方、女性では胆石性が37.7%で最も多く、次に原因不明の特発性が24.8%となっています。

治療法

  • 入院:軽症でも1~2週間の入院が必要。重症例ではICUでの厳重な管理が必要となるため1~2ヶ月の入院が求められる。
  • 絶食:初期治療では、膵臓を休めるために絶食して膵液の分泌を抑える。
  • 輸液療法:脱水や循環不全を防ぐために点滴を行う。
  • 抗生物質:感染が疑われる場合に使用。

女性で多い胆石が原因の急性膵炎では、重症度に応じて治療法が異なります。

80%以上の患者は自然に胆石が排出されますが、排出されずに状態が改善しない場合は、内視鏡的逆行性胆道膵管造影(ERCP)という口から管を通し胆石を摘出する手術が行われます。

ミオしゃが復帰配信で語った「入院と闘病生活」

入院までの経緯

2024年4月末、いつもの配信前に気持ち悪さを感じ、空腹のせいだと思い構わずご飯を食べたが、30分後に急激な吐き気に襲われミオってしまった(嘔吐)そうです。

ミオしゃはウイルス性胃腸炎かと思い配信を中止し休んだが、お腹の痛みが治らず救急相談に電話し、友人と病院に行くことに。

病院で熱が38℃あり、血液検査で急性膵炎の疑いがあると言われ、紹介された大きな病院へ移動しCT検査を受けると、急性膵炎と診断され緊急入院となったそうです。

この時点で、膵臓以外に胃もダメージを受けていたみたいです。

入院と闘病生活

入院生活が始まり点滴を打つことになりましたが、1日4Lの点滴を入れるとどのくらい出ていくのか(尿量)を確認するためと、腎臓がちゃんと機能しているかをチェックするために尿道カテーテルを装着しトイレ管理が始まったそうです。

また、膵臓を休ませるために3日間の絶飲絶食と絶対安静、お風呂禁止(たまに洗髪)という非常に大変な生活がスタートしました。

お腹の痛みがひどく、寝返りや起き上がる際にも苦痛を伴ったそうです。

くしゃみや咳もできず、息が浅くて酸素濃度が低いため一時期酸素吸引器をつけていたとのこと。

その時点でミオしゃは「命の危険…?」と感じていたそうです。

お腹の痛み以外に熱も非常に高く、38〜39℃の熱が2週間続いていたため、常にアイス枕を使い頭に1つ、脇に2つ挟んで寝ていたそうです。

解熱剤を使っても37.5℃程度までしか下がらず、それが平熱のように感じ、熱が37℃まで下がると楽に感じたとのこと。

この高熱により、食事が解禁された際にも全く食べることができず、フルーツジュースやゼリー、ヨーグルトなどしか食べることができない日々が続き、入院期間中にかなり体重が減ったそうです。

退院そして復帰へ

点滴期間が終わると、ミオしゃは入院しなくてもいいんじゃないかと思い、主治医さんに退院しても良いか懇願したところ、検査の数値が良ければ退院しても良いと許可が下り、CT検査を受けることに。

すると、合併症により嚢胞(漏れ出た消化酵素や溶けた組織細胞が包まれた袋状のもの)ができてしまっていたらしいのです。

この嚢胞を放っておくと腐ってしまい、感染症や最悪膵臓が壊死してしまうため本来なら手術で取り除くのですが、ミオしゃは手術はしなかったそうです。

もし手術をすると入院期間が伸びると言われたため、ミオしゃは経過観察で改善することを期待し即退院を選んだとのこと。

結局、嚢胞は小さくなり手術を避けることができたため、1ヶ月間の入院生活が終わり、晴れて退院となりました。

現在も経過観察は続いており、定期的な検査があるみたいですが、入院生活が終わり体調も回復しているため、2ヶ月ぶりにようやく復帰となりました。

大神ミオの命は危なかった

復帰配信の冒頭では涙を流す場面もありますが、ライブ配信中は久しぶりの配信ということもあり楽しそうな様子で時折笑顔になる場面もたくさんありました。

ただ、そんなミオしゃも緊急入院時にはかなり重症であり、実は命の危険があったのです。

急性膵炎という病気は、軽症であれば致死率は1%にも満たないものの、重症の場合致死率は10%にも及び、10人に1人は命を落とす極めて危険な病気なのです。

ミオしゃは緊急入院と早期治療により難を逃れましたが、重症化が進んでいたらそれこそ最悪な事態になっていたかもしれません。

大神ミオ復帰のまとめ

活動休止から2ヶ月ぶりにライブ配信にて復帰を果たした大神ミオさん。

急性膵炎と診断され、1ヶ月の入院生活を経て、無事にファンの前に戻ってくることができましたね。

復帰配信では、入院中の苦しい闘病生活や入院時のエピソードなどが語られ、多くのファンと共に待ち望んだ復帰を喜びました。

ミオしゃの回復と復帰を祝福し、今後の活動により期待が高まります。

皆さんも、ミオしゃの健康を祈りながら今後も応援し続けましょう!

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